テニス選手もコロナ疲れ ジル・シモンが休養宣言

長引く自粛生活で精神的に疲れを感じる、いわゆる「コロナ疲れ」に悩む人が増えていますが、テニス選手も例外ではありません。

フランスのジル・シモンがツイッターで「これ以上こんな状態で旅に出て試合をすることはできない。自分の心の平静を保つために休養を取らざるを得ない。戦う気力が早く戻ってくることを願うよ(超意訳です。間違ってたらゴメンナサイ)」と無期限休養宣言。

同国のロジェ=バセランも「僕らももうじきそこに到達する」と穏やかならぬレス

ついにきたかーという感じもします。

元々、年中週単位で世界を飛び回ってプレイしているテニス選手。コロナで大会がない時期も大変でしたが、再開されたツアーは、連日のPCR検査や外出禁止でホテルと会場の往復。試合はといえば無観客。入出国時も厳重な検疫で時間をとられるわけで、各国の大会へ移動するたびにこの繰り返しではうんざりするのもわかります。入退場時やインタビュー時はもちろん、試合中のメディカルタイムアウト時にもマスクを着用し、あちこちで消毒されまくり、というのも連日だとストレスですよね。

個人的な感想ではありますが、比較的ベテランで妻子がいる選手のほうが、大会スキップしたり、早々に帰国したり、コロナ疲れの傾向が強いかも。

昨年のコロナ禍に、全く大会にでなかった選手もいましたが、全豪でかならずしも期待通りの活躍とはいかなかったように思うので、難しいところです。

映画「シェーン」ふうに「シモーン、カムバック!」と叫ぼうかと思いましたが、あの映画ではシェーンは去ってしまうので、シャレにならないというか縁起でもないからやめておきます。

【追記】シモンは、4月5日からイタリア・カリアリで開催の「Sardegna Open」で復帰しました。1回戦は勝ちましたが、2回戦でソネゴに敗退。思ったより早い復活したが、やる気が戻ってきたのならめでたしめでたし。

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