ウィル・スミスが、ヴィーナス&セリーナのウィリアムズ姉妹の父親リチャード・ウィリアムズ氏を描いた映画「King Richard」で、リチャード氏役を演じる、と「DEADLINE.com」が報じました。

テニスの経験はないけれど、2人の娘をトッププレイヤーに育て上げたリチャード氏。物語はカリフォルニア州コンプトンのテニスコートで幼い2人の指導を始めたころからスタート。貧困や差別などさまざまな困難と問題を乗り越え、2人を一流選手にするまでを描いた作品だそうで、主役は姉妹ではなくリチャード氏。ザック・ペイリンによる脚本は、2018年に「ブラックリスト(まだ製作が決まっていない優秀な脚本のリスト)」に入っていたそう。
リチャード氏といえば、近年はもっぱら、カメラを手に姉妹の写真を撮影している印象が強いですが、2017年に、2人のトッププレイヤーを育てたコーチとして米国テニス協会の殿堂入りを果たしたんですよね。

ウィリアムズ姉妹は米国の少女のあこがれの存在。経験もないまま2人のビッグなプレイヤーを育てたリチャード氏の存在はたしかにドラマチックですね。
ウィル・スミスがこのおじさんに。
おまけ。12歳と11歳のウィリアムズ姉妹。
ko
それにしても「King Richard」とは。検索するとリチャード1世がでてきちゃいましたよ。
「ウィル・スミスがウチらのパパ役ってマジ?」
「マジみたいよ」
「ママ役は誰がいいかしらね~」
「ヴィヴィカ・A・フォックスなんてどう?」
「それじゃ「インディペンデンス・デイ」でしょ」
「じゃぁ、ジェイダ・ピンケット・スミスは?」
「それじゃ私生活でしょ」
「トミー・リー・ジョーンズは?」
「それじゃMIB…ていうか、ウチらのママがトミー・リーなんていやなんですけど」
「ウチらはエイリアンか」
「もうアンタとは、やっとれんわ!」
「はーサイナラ!」
お後がよろしいようで。
【追記:2020/01/30】
子供時代の姉妹と母ブランディさん役の配役が決定。ヴィーナスの子供時代を演じるのは、映画「フェンス」でD・ワシントンと共演したサニーヤ・シドニー、
セリーナを演じるのは、デミ・シングルトン。この子のほうが大人っぽいような。
そしてママはアーンジャニュー・エリスが演じます。
公開は2020年11月25日予定。
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