デ杯、2021年の開催日程と新ルール

2019年にこれまでの対戦チームの国で行われるトーナメント形式から、18か国が参加して「決勝リーグ戦」を戦う方式に変更されたデビスカップ。2020年は、新型コロナウィルス流行の影響で中止となりましたが、このほど2021年の日程とルール変更がアナウンスされました。

Davis Cup - Improved scheduling and enhanced fan experience the focus for Davis Cup Finals
The ITF has today confirmed it is considering a series of proposals by event partner, Kosmos Tennis, to enhance the Davis Cup by Rakuten Finals

ポイントは3つ。

  • 決勝リーグは2019年の7日から11日間に
  • ホスト国を2019年の1か国(スペイン・マドリード)から3か国に変更予定
  • 決勝リーグのチーム数は2022年から16に(現在は18)

2021年は11月25日から12月5日まで11日間にわたって開催されます。2019年は7日間でしたが、明け方まで行われた試合もあったことから、余裕を持った日程になりました。2021年はすでに決定している18か国が参加しますが、2022年からは16チームに変更となる予定です。

また、2019年にはマドリードで決勝リーグの全日程が開催されましたが、2021年は、ヨーロッパの2都市でそれぞれ2つのグループステージと1つの準々決勝を開催、マドリードで2つのグループステージと2つの準々決勝および準決勝と決勝の開催となります。現在開催する都市の入札を受け付けており、3月末までに決定する予定です。

ちなみに2021年の決勝リーグ出場チームとグループ分けはすでに決定しており、以下の通りです(カッコ内はシード)。(デ杯公式サイト

GROUP A:スペイン(1)、ロシア、エクアドル
GROUP B:カナダ(2)、カザフスタン、スウェーデン
GROUP C:フランス(3)、英国、チェコ
GROUP D:クロアチア(4)、オーストラリア、ハンガリー
GROUP E:米国(5)、イタリア、コロンビア
GROUP F:セルビア(6)、ドイツ、オーストリア

まぁ1都市開催は、観戦できるファンも限られるし、今回のルール変更になったのかなと思うんですが、そもそもデ杯の意味って何?的な大会になってきていますよね。しばらく試行錯誤は続きそうな気がします。そういやデ杯のスポンサーは楽天なんですよね。

 

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