「今年の全米オープンはこうなる」を書いたときに、この話も書いておけばよかったです。いまさら追加もアレなので、別の記事にしました。
2020年から全米オープンの会場である、ビリー・ジーン・キングナショアンルテニスセンターのコートのサーフェスが変更になります。
変更になるといってもハードコートはそのままですが、コートをコーティングしている樹脂素材のブランドが、これまでのデコターフ(DecoTurf)からレイコールド(Laykold)に変更になりました。
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これまで40年以上にわたり、デコターフを使用してきたUS OPENですが、今回の変更は、大幅な会場改修の締めくくりとして、サーフェスの見直しをしたということで、レイコールド採用の理由は、環境にやさしいことと、レイコールドを製造しているアドバンストポリマーテクノロジー()は、世界で唯一ISO 14001環境認定を受けているコート製造業者であることなどを挙げています。
気になるコートの速度は「ミディアム」で、これまでのデコターフが「ミディアムファスト」だったので、やや遅めになるようです。
他にレイコールドのコートを使用しているのは、マイアミマスターズや、ニューヨークオープン、フェドカップの米国での会場など米国の大会が多いようです。
ちなみに、デコターフを使用しているのは、有明コロシアムなど有明テニスの森のショーコート、上海のナショナルテニスセンターなど。やはり米国やアジアのコートが多いようです。
このコート変更のアナウンス(3月)を受けてか、なんとセリーナ・ウィリアムズは6月に自宅のコートをレイコールドにしたそうです。意気込みが伝わってくるというか、さすがセリーナ。
Serena Brings Star Power, Home-Court Edge to US Open - Tennis Now
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