ツアー再開やジョコビッチの新型コロナ感染の話題で、後回しになってしまい、やや旧聞ですが、例の米Forbesによる「World’s Highest-Paid Athletes 2020(世界で最も稼ぐ選手ランキング)」が発表になりました。収入金額は、2019年6月1日~20年6月1日に得た賞金や給与、ボーナスが含まれ、スポンサー収入は、同期間の広告契約料や出演料、ライセンス使用料をForbusが推計したもの。
この「世界で最も稼いだアスリート」、今回はロジャー・フェデラーが1億630万ドル(約114億円)を稼いで1位となりました。2位は、クリスティアーノ・ロナウド、3位はリオネル・メッシ。また、大坂なおみが、女子アスリート史上最高となる年収3740万ドル(約40億円)を稼いで、29位にランクイン。
テニス選手ではほかに、23位にジョコビッチ(4460万ドル)、27位にナダル(4000万ドル )、33位セリーナ・ウィリアムズ(3600万ドル)、40位に錦織圭(3210万ドル)の各選手で、100位内にテニス選手は6人。
フェデラーは、ご存知ユニクロを始め、クレディ・スイス、メルセデス・ベンツ、ロレックスなど13社とのスポンサー契約でコート外での収入は1億ドル(約108億円)。今回は新型コロナウィルスの影響で、多くのスポーツが半年にわたり開催できていないことから、ロナウドやメッシは順位を下げました。
大坂さんは、ナイキとのビッグな契約に加え、P&G、全日空、日産自動車などと契約。これまで女子アスリートの最高年収だった2015年のシャラポワの2970万ドルを超えました。なお、33位にランクインしたセリーナも3600万ドルなので、2人そろって新記録だったことになります。
ちなみに(これもほぼ毎回のことですが)、このトップ100にランクインしている女子アスリートは、テニス選手の大坂、セリーナの2人のみ。GSの賞金が男女同額だし、女子アスリートが稼ぐならやっぱりテニスです!(といっても稼ぎの大半はスポンサー収入ですが)。
こちらは昨年の記事。
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