2019全仏、小ネタでGO!

ナダルの12回目の優勝で幕を閉じた全仏おーぷ019.残念ながら何も更新しないまま、終わってしまいましたので、まとめの2019全仏オープン 小ネタでGO! でございます。

呪われた?第一試合

女子は初日、フィリップ・シャトリエのオープニングマッチからケルバーが敗戦という波乱の幕開けでしたが、その後も女子における「フィリップ・シャトリエ第一試合アップセット」の勢い(具悪の意味での勢い)が止まらない。もはや呪われた試合レベルです。

女子は1試合目に組まれることが多いフィリップシャトリエですが、シャトリエの1試合目の勝ち負けを書き出してみました。カッコ内はシードです。

  • 26日(日)ケルバー(5)0-2 ポタポワ
  • 27日(月)ウォズニアッキ(13)0-2 クデルメトワ
  • 28日(火)男子
  • 29日(水)スティ-ブンス(7)2-0 ソムベストルモ
  • 30日(木)男子
  • 31日(金)プリスコバ(2)0-2 マルティッチ(31)
  • 1日(土)ハレプ(3)2-0 ツレンコ(㉗)
  • 2日(日)マルティッチ(31)2-0 カネピ
  • 3日(月)バーティ(8)2-1 ケニン
  • 4日(火)スティ-ブンス(7)0-2 コンタ(26)
  • 5日(水)雨天中止
  • 6日(木)ハレプ(3)0-2 アニシモワ
  • 7日(金)男子
  • 8日(土)男子 ※女子決勝はバーティ(8)2-0 モンドルソバ

9試合中5試合がアップセットで、マルティッチとカネピはどちらが勝ってもおかしくないのでアップセットとは言いにくく、ハレプとスティーブンスは1度は勝ったものの次は敗退という流れ。このパターンからいくと、もしも女子決勝が第一試合に組まれていたら、……とジンクスを考えtしまいそうです。

祝・復活! イケメンドライバー

選手の送り迎えの車にビデオを搭載してトークの様子を紹介する「Road to Roland Garros」。2017年は企画そのものがなく、復活した昨年は美人女性ドライバーだったので、数年姿を見せなかったこの企画の影の主役ともいえるイケメンドライバーが復活していてうれしいですね。

実はイケメンドライバーなのではなく、俳優さんがドライバーをやっている、が正しく、そりゃイケメンだよな、というわけです。ご存知ない方のために簡単に。この企画のドライバーを企画当初から務めているのは、ベルギー出身の俳優、Guillaume Dolmans氏。CMやTVドラマなどに出演されており、彼のインスタグラムはこちら。下の写真は2015年の「Road to Roland Garros」の公式インスタから。嗚呼、こんなにイケメンに私も送迎してもらいたい。

ところで、この大会の送迎車であるスポンサー企業は「プジョー」です。なので、プジョーがスポンサードしているデルポトロやプイユ、ズベレフやシュワルツマンは「Road to Roland Garros」に登場するんですが、KIAがスポンサーのナダルや、ジャガーがスポンサーの錦織君は登場しないというわけですね。残念ながら。

12回優勝がどれだけすごいのか

「前人未踏」と枕詞がつくナダルの全仏オープン優勝12回はものすごい数字だと思うんですが、他の大会は誰が何回優勝してるんだっけ、と思ったので、メモ。

ウィキペディアの「グランドスラム優勝者一覧」に詳しいのですが、これが予想以上にフェデラー、ナダル、ジョコビッチがすごい。10回以上優勝したのは以下の8人のみで、レンドル(やアガシ、マコナーズなどの選手も2ケタに届いていないんですよね(3人とも8回優勝)。

順位 選手 合計 全豪 全仏 全英 全米
1  ロジャー・フェデラー 20 6 1 8 5
2  ラファエル・ナダル 18 1 12 2 3
3  ノバク・ジョコビッチ 15 7 1 4 3
4  ピート・サンプラス 14 2 0 7 5
5  ロイ・エマーソン 12 6 2 2 2
6  ロッド・レーバー 11 3 2 4 2
 ビヨン・ボルグ 11 0 6 5 0
8  ビル・チルデン 10 0 0 3 7

この3人で保持していない記録は全米の最多優勝のみ(チルデンなど3人が7回優勝)。これだけの先週が固まって登場するのもすごい話です。1度もGS優勝できなかったフェレールも被害者ですが、実は一番の被害者はビッグ4の1画でありながら3回しか優勝できていないマレーな気がしますね。デルポトロの敵はビッグ4ではなく、怪我だったと思います。ケガがなければ、ビッグ4の牙城を崩していたのではないかと思うので。

話はそれましたが、とにかく12回はとんでもない優勝数です。ジョコがあと5回全豪優勝できるのか?とか思うとなかなか難しそうですよね。いや、するかもしれませんが、ナダルがその間に全仏優勝数を伸ばす可能性もあるわけで…。ちょっと追いつくのがたいへんそうな数字です。

 

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