ジョコビッチが、自身と妻エレナさんが、新型コロナウイルスに感染していることを明らかにしました。症状は出ておらず、14日間隔離状態で過ごすとのこと。子供たちは陰性だったそうです。

ジョコビッチ主催で行われているエキシビション大会「アドリア・ツアー」のベオグラード大会に参加したディミトロフが、コロナウイルスに感染していると判明.。
ジョコビッチも検査を受けたところ、感染が判明したということです。ツアー参加者では、ほかにチョリッチ、トロイツキも感染していたということで、大会が「クラスター」になってしまった感がありますね。
— borna coric (@borna_coric) June 22, 2020
「アドリア・ツアー」は、バルカン半島の三カ国で開催のエキシビション大会で、13日~14日にベオグラードで開催、この後、バニャ・ルカとサラエボで行われる予定でしたが、中止となりました。
テニスは、バスケットやラグビーなどの他のスポーツに比べ、少人数で行うし、選手間の距離もあり、試合自体は屋外で「密」な状態になりにくいので、比較的感染の危険性が低いほうだと思っていたのですが、試合が原因というよりは、エキシビならではというべきかハグなどのコミュニケーションが多く、試合後にはパーティもおこなわれたということで、残念ながら緊張感に欠けていたといわれてもしょうがない感じでしょうか。
ジョコビッチにしてみれば、エキシビとはいえ、バルカン半島の国をまたいで行う大会、思い入れもあったでしょうねー。ただ、まだまだ世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス。やはり見通しが甘かったようです。
全米の大会開催にも異を唱えていたキリオスはチョリッチのツイートに「エキシビをやるなんてバカげている。早く良くなってくれ。だが、すべての手順を無視するとこうなるんだ。これはジョークじゃない」と返していました。
🤦🏽♂️🤦🏽♂️🤦🏽♂️ Boneheaded decision to go ahead with the ‘exhibition’ speedy recovery fellas, but that’s what happens when you disregard all protocols. This IS NOT A JOKE. https://t.co/SUdxfijkbK
— Nicholas Kyrgios (@NickKyrgios) June 22, 2020
いつもは、彼の発言には非難轟々のファンもこれには同意。
でも、これで米国での大会開催にやや暗雲が。
ジョコ感染のニュースを受けて、西岡選手が参加する側の不安をツイートしてしていましたが、そりゃそうですよねぇ。さて、どうなることやら。
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